提灯
2009年03月01日

●品目
提灯(ちょうちん)
●品目の種類
木・竹工品
●取材対応
中川善輝(かさぜん店主)
●技の工程
原型・墨、顔料-絵・文字入れ-道具付け-油引き-提灯
●技の概要
提灯は祭りや宗教行事に現在でも欠かせないものであるが、長浜の提灯作りは湖北地方の独特の慣習である嫁入り提灯があるのが特徴である。全国三大山車祭りとして400年以上の伝統がある、長浜曳山祭りでも活躍している。模様や文字は下書きせずに描かれる。熟練の技により、一つ一つ丁寧に製作されている。
●取材の内容
提灯は、ろうそくに火をつけて明かりをともすろうそく用灯火具のことで、ろうそくの普及により、伸縮自在の利用しやすい照明器具として発展した。今回伺った中川善輝さんは、そんな提灯を作り続けている。今では防災の点から提灯の中にろうそくではなく、電球を入れるところも少なくないそうだ。「やはり提灯はろうそくのあかりがいい。」と中川さんは言う。
現在は寺院・神社などからの注文が主となったが、提灯には、家・寺院・神社の紋を絵付けし、名前や名称を文字入れするのが一般的であるため、中川さんは提灯の紙張りまで出来たものを購入し、文字入れ、絵付けを行っている。下書きなどはほとんどせずに描かれる絵や文字はさすが熟練の技といった風である。
近年は提灯の発注も徐々に減り、それだけに頼るのは難しい状況が続いている。「自分ができる限りは続けるが、後継ぎはないので、今後どうなるかわからない。」と中川さんは言う。
そのような状況ではあるが、提灯のないお祭りやお正月が今後増えてしまうのだろうか。想像すると味気ない気がする。日本の伝統文化として、我々一般の消費者も使っていかなければ守ることが出来ない技術なのかもしれない。
●体験・見学情報
体験 - なし
見学 - 要相談
●取扱商品
提灯、傘、和傘等
●お問い合わせ
かさぜん
TEL:0749-62-1187
住所:長浜市元浜町14-20
※取材者※
迫間
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