木製桶樽
2009年03月01日

●品目
木製桶樽(もくせいおけたる)
●品目の種類
木・竹工品
●取材対応
村田茂己(木製桶樽職人)
●技の工程
サワラ材-切断-寸法切り-形合わし-竹クギ打ち-のり付け-削り-竹わ・底入れ-木製桶樽
●技の概要
竜王町において桶・樽が製造され始めた歴史は明らかではないが、明治から戦前にかけて当地(旧鏡山村・苗村)では15軒余りが桶樽作りをしていた。戦後、プラスティック容器が普及するとともに木桶作りは少なくなった。工程の中では特に勾配をつける作業に熟練の技を要する。木の温もりが伝わってくる製品である。種類にもよるが、製作には2~7日かかる。
●取材の内容
かつてはどの集落にもいたといわれる桶屋。今ではほとんど見られなくなっている。その希少な桶屋を今でも続けているのが今回取材に伺った村田茂己さんである。村田さんは15才で先代に習って桶職人になった。今では桶屋暦57年の大ベテランだ。ご子息も村田さんの技を引き継ぎ、桶を作ることができる。
最もよかった時期には年間3000個も桶を作っていたというが、戦後プラスティック容器が普及するとともに木桶作りは少なくなり、また、近年では安価な外国製品が出回り利益が少なくなってきたため、続けることが難しくなっている。今は神社などで使う縁起ものの桶や京都のみやげ物で売る桶などの注文がほとんどだそうだ。ご子息は手持ちの農地で農業を営みながら桶作りを続けている。
小中学生の見学などを受け入れることもあり、後世へ伝える活動もしている。また、NHKなどのメディアでTVで取り上げられることもあった。今となっては希少になったからこそ、桶職人に注目が集まっている。
「一生勉強、修繕が出来て一人前、一生やりきって一生前。」と村田さんは言う。今後の社会の流れ次第では、一生やりきることができる職人(一生前の職人)も限られてくるのかもしれない。
●体験・見学情報
体験 - 要相談
見学 - 要相談
●取扱商品
桶全般
●お問い合わせ
村田茂己
TEL:0748-57-0650
住所:蒲生郡竜王町林569
※取材者※
迫間
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