浜佛壇

2009年03月01日





●品目
浜仏壇(はまぶつだん)

●品目の種類 
仏壇

●取材対応
宮川勝廣(宮川浜仏壇店主)

●技の工程
〔桧・杉・紅松-木地-蒔絵・漆塗〕
〔桧・欅・松-彫刻〕
〔銅版・真鍮板・純金-錺金具〕
-総合組立-浜仏壇

●技の概要
江戸時代中期(1700年代)、日本三大山車祭りの一つである、長浜曳山祭の曳山を型どり、仏壇の様式として藤岡和泉が創案した。浜仏壇の特徴としては、一切の接着剤・釘などを使用しない構架組立方式であること、また彫刻は欅もしくは桧の丸彫で白木のまま使用することである。種類や大きさにもよるが、通常6~7人の職人による分業で製作され、高級品は1年以上の製作期間を要する。

●取材の内容
江戸時代中期(1700年代)、日本三大山車祭りの一つである、長浜曳山祭りの曳山を型どり、仏壇の様式として藤岡和泉が創案したとされる浜仏壇。今でもその技術と伝承を受け継ぐ1人が、宮川浜仏壇店主宮川勝廣さんだ。バブルの崩壊に伴い、仏壇業界の景気が悪化してから、より安価な外国製の仏壇を製造する業者が増加し、既製品が多くなった。そんな中、宮川さんは今でもオーダーメイドで手づくりの仏壇作りを続けている。
宮川さんは、この道53年の熟練だ。ご子息にも古きよき仏壇作りが伝承されており、仏壇の仕事が少ない時は、長浜曳山祭りの曳山の修復を手がけているそうだ。本物の技が身についていないと、なかなか出来ない仕事だ。取材に伺ったときはちょうど、仏壇の仕事がないときだったようで拝見することが出来なかったが、手がけた仏壇の写真などをみると大変立派な建前である。是非実物が見てみたい。
「こだわりがわかってもらえると嬉しい。」と宮川さんは言う。このご時勢、家に仏壇のある家は少なくなり、その良さがわかる人も少なくなった。消費者の目を養う機会が減っているのかもしれない。大量消費型社会から、本当に良いものを人々が長く大事に使うような社会になれば、宮川さんのこだわりがわかる人も増えるのかもしれない。

●体験・見学情報
体験 - なし
見学 - 要相談

●取扱商品
浜仏壇、浜仏具

●お問い合わせ
浜仏壇工芸会
TEL:0749-62-2414
住所:長浜市神前町11-29

※取材者※
迫間



Posted by 近江ワザ回廊 at 10:23│Comments(0)TrackBack(0)仏壇

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