太鼓
2009年03月01日

●品目
太鼓(たいこ)
●品目の種類
太鼓
●取材対応
杉本才次(杉本太鼓商2代目杉本才次)
●技の工程
牛革-皮なめし-水に浸し縄で引っ張り乾燥する-再び引っぱり締め鋲で止める-太鼓
●技の概要
江戸時代から愛知川の良質の水を利用して皮なめしが行われ、太鼓が作られてきた。太鼓の皮は雌牛の皮が最適で、これを川の水にさらしながら1ヶ月間なめし、脱毛して自然乾燥させる。太鼓の胴にはケヤキを使う。機械でできる行程がなく、体力を消耗する、全身を使って行う作業ではあるが、昔ながらの技法を受け継いでいる。
●取材の内容
今回お話を伺ったのは、最適な良質の水が豊富に取れた愛知川で太鼓商を営む杉本才次さん。杉本さんは以前、サラリーマンをしていたが、奥様の家業を継ぎ太鼓職人となった。もともと器用なところがあり、その器用さで太鼓作りの感覚を次々身に付けていった。
大変古い歴史をもち、杉本太鼓商のファンは多い。特に宣伝はしていないにもかかわらず
、ほぼ口コミで注文が来るそうだ。良い仕事と根強いファンがいてこその所業だ。最近は太鼓が流行し、若い太鼓グループや学校の太鼓部などからの注文も多いそうだ。また後世に伝える活動として、小学生を対象に太鼓作りの体験学習なども引き受けている。
今回は門外不出ということで作業風景は見ることが出来なかったが、仕事場には過去の作品や現在修理の注文を受けている品々が並んでいた。大きい物は1階の天井ほどの直径の太鼓や小さい太鼓まで様々の種類をこなす。
品質の良いものを安くというのがこだわりで、親戚が皮の貿易商をしていることから良い皮を安く手に入れることができるのがその秘訣だ。
また、残念ながら後継者はいないということだが、自分が出来るうちは続けていきたいと杉本さんは言う。太鼓は日本に欠かすことが出来ない文化の一つだ。何らかの形で残っていくことを期待したい。
●体験・見学情報
体験 - 要相談、要予約
見学 - 要相談、要予約
●取扱商品
太鼓
●お問い合わせ
杉本太鼓商
TEL:0749-43-5504
住所:愛知郡愛荘町山川原371
※取材者※
迫間
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